【センチュリー21神奈川地域連絡会】 2016年秋季セールスラリー 表彰式&クリスマスパーティーに、代表 小原秀紀が、ゲスト登壇しました。。
12月15日(木)センチュリー21神奈川地域連絡会主催【2016年秋季セールスラリー表彰式&クリスマスパーティー】に、ゲストスピーカーとしてお招き頂きました。 センチュリー21の神奈川支部の加盟店が競い合う、半期に1度のセールスラリー。その成果が、ここに披露される大切な表彰式。 ゴールデンジャケットを身にまとったセンチュリオンの皆様は、晴れ晴れとした表情で、成果のお披露目を待ちます。その式典前の約1時間、お時間を頂戴して、約30年の不動産業界経験に基づく、小原流の「不動産の仕事」について、お話をさせて頂きました。 *センチュリオンとは、センチュリー21の営業マンのうち最上位の業績を達成した人に送られる称号を指します。 センチュリー21の加盟店さまの中でも、特に大きな成果を生み出している今回のご出席者樣方に、「不動産の仕事」について、お話をすることは「釈迦に説法」かもしれません。しかし、小原流の「不動産の仕事」は、「やり方」の追求ではなく、「あり方」に添った仕事をすることです。 不動産従事者の方々とお話をさせて頂く中で、よくこんなお声を耳にします。 ・自分の仕事はうまくいっているが、チームの関係性や人間関係があまりよくないので、会話がない。 ・会社の仲間のことを実は良く知らない。 ・部下の成果がなかなかあがらず、イライラしてしまう。 ・家族との関係性があまりよくない。 不動産営業は、ノルマや数字に向かって、成果を生み出すことが「仕事」です。数字を求められ、その目標に向かって、ひたすら突き進む…。とても大事なことです。 それが、私たちの仕事です。しかし、ご自身のビジョンや目的は、何でしょうか?なぜ、あなたは、不動産業を選び、この仕事で邁進しているのでしょうか? 調子がいい時もあれば、低迷するときもあります。一人一人が仕事をするうえでの支柱(軸)をもつことが、ブレの少ない仕事と成果を生み出すことに繋がります。その支柱(軸)こそが、「あり方」です。 仕事の成果を生み出す「やり方」だけではなく、根本の「あり方」を見つめ直すと、仕事に対する考え方や意欲が格段に変わります。これは、成果だけでなく、仕事上でのチーム力、また家族関係にもよい影響をもたらします。 小原秀紀の出版著書「不動産の仕事」の中から、よくある悩みの事例をいくつか紹介しながら、「あり方」についてお話をさせて頂きました。 やり方ではなく、「あり方」とは一体なんでしょうか? 不動産業は、靴を脱ぐ仕事です。普段から「靴下」に気を配っていますか?また、「靴」はいつも磨いていますか? スーツやシャツなど、目立つところの身だしなみは完璧でも、そういった細かいところに、その人自身の「あり方」が問われます。こういったことに、お客様に対しての姿勢が現れるのです。 ITの普及によって、仕事の作業は、コンピューターが自動的にやってくれる時代になりました。イオンなどには、不動産の無人店舗なども出来ています。このような時代だからこそ、人間でしか出来ない仕事が求められます。 そこで、大切なことが「作業」としての仕事ではなく、「人間力」の仕事です。 これからは、「鍛える」のではなく、「整える」時代です。誰もが、完璧な「人間力」を持っています。ないものを鍛えることで、取得するのではなく、元々あるものを整えて、磨くことで、最大限のパフォーマンスを生み出すことが、仕事だけでなく、人間としての本来のあり方であると、私は考えます。 日頃、自分自身に、ライバルに打ち勝ち、成果をあげていらっしゃる皆さんには、「やり方」は備わっています。その次のステージとして、竹のようなしなやかな柔軟性で、他を受け入れる懐の深さを養うことが、仕事力だけでなく、人間力を磨くことになります。 2017年4月より、敵をつくらない、新たな不動産業のあり方を学ぶ「不動産無敵塾」を開講することになりました。 人間力を磨く、新たな学びの場として、少人数制でスタートする予定です。これからの不動産業は「人間力」です。今までお世話になった不動産業に、恩返しの気持ちで、今後も講演会や勉強会を実施してまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。 今回のセンチュリー21神奈川地域連絡会主催【2016年秋季セールスラリー表彰式&クリスマスパーティー】に登壇の機会をくださった、有限会社アルト住販の寺川社長に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。そして、2016年秋季のセンチュリオンの皆様、おめでとうございました。センチュリー21の加盟店の皆様の更なるご発展を祈念しております。