「お客様の心を掴む」ビジネスマナー研修実施。
2014.02.21 | 不動産の仕事
先日、お取引先企業様と合同で、 ビジネスマナー研修を実施致しました。
社会人生活のなかで、なんとなく身につけたビジネスマナー。
見よう見まねで培っていた私たちのマナーが果たして正しいのか?
改めて、プロの先生からご指導を賜り、 正しいマナーを身につけるべく、講師の先生をお招きしました。
研修テーマは、「お客様の心をつかむビジネスマナー研修」。
この研修では、まず「なぜ、ビジネスマナーを習得するのか?」 という目的を認識することから始まります。
皆様は、CSという言葉をご存知ですか?
この言葉からはじまったビジネスマナー研修。
CSとは、顧客満足。
販売の仕事にかかわると耳にタコができるほど、聴く言葉ですが、 不動産業界ではまだまだ馴染みの薄い言葉。
顧客満足とは、一体なんでしょうか?
これを、自分がお客様として満足した体験、 不満足と思った体験を話し合うことで導き出していきます。
すると、意外な共通点が、満足度は「物的サービス」よりも「 人的サービス」に左右されるということでした。
例えば、家電の価格が80%引きで購入できたことよりも、 家電量販店の店員さんのサービスが実にすばらしかったこと。
消費者は、無意識にサービスに対して、 なんらかの期待をしています。
きっと消費者だけでなく、人間同士の繋がりも同じですが、 相手に無意識に期待をしているのです。
例えば、「呼ばれたら返事をする」とか、「何かを頂戴したら、 ありがとうをいう」とか…
当然と思うこの行為をもし無視されたら、 不快に思うことでしょう。
この不快に思うこと=自分の期待値を満たしていない、 ということ。
この相手の期待値を満たすためには、私たちの言動一つひとつ、 即ち「マナー」の良し悪しが大きく左右します。
人とのコミュニケーションのきっかけをつくり、 人間関係を円滑に進めていくことこそが、「マナー」なのです。
「こうしなければ失礼にあたる」と守らなければならないように思いますが、
マナーとは「思いやり、気配り、心配り」。
マニュアルではなく、その時、その状況において、 どう相手の気持ちを考えて行動するのか?
その時、さっと行動をするためにも、「マナー」 の知識を身につけましょう。というものです。
「ルール」ではなく、「マナー」。
ルールとは、罰則がある、組織・社会のなかの約束事。
必ず守らなければならないこと。
マナーは、相手を思う気持ちを形式化したもの。
自発的に守りこと。
お客様 「を」 満足させるのではなく、お客様 「が」 満足されるには、どのような心配りが喜ばれるか。
常に相手を主体として考え、行動することが最も大切です。
具体的には、身だしなみ、挨拶の仕方、お辞儀、着席の仕方、 電話応対について、
TPOに合わせたビジネスマナーを教えて頂きました。
自分たちで考え、ペアやグループになって、お互いを確認し合い、 ワークを重ねながら、マナーを身につける。
自分で導くからこそ、研修の意味が腑に落ちて、 より実践研修に身が入りました。
合同研修で一緒に学んで頂いた不動産会社の幹部のみなさまも、 楽しそうに研修を受けていらっしゃいました。
ここで学んだことをいかしながら、