文芸作品からの気づきと行動、そして気づき。
2014年も下半期に突入しました。 1年、1年と歳を重ねる毎に、時の移り変わりの早さに驚きます。 さて、今回は弊社の事業のひとつである「ワークスタイルコンサルティング」において、 今月の課題となっているテーマについて、少しお話をさせて頂きたいと思います。 今月の課題は「アナと雪の女王」の鑑賞から、以下のポイントをレポートにまとめ、 10分間のプレゼンを行うというものです。 ・ディズニーはこの映画で何を伝えたかったのか? ・自分はどの人物に心を惹かれたか? そして感じたことを実践に落とし込む「書き方」は 1、映画鑑賞からの気付き 2、その気付きから具体的な行動 3、行動からの気付き なぜ、アナと雪の女王??と思われるかもしれません。 「経営をよりロジカルに数字を落とし込んで、成功の定義を導き、行動をする。」 それは、きっと経営者、幹部、スタッフの皆さまが常日頃、一番考えていらっしゃることと思います。 そこから導き出されたスケジュールと数字に追われ、忙しい日々をお過ごしになられていることでしょう 私たちの考えるワークスタイルは、仕事を単なる「仕事」として捉えるだけでなく、人生の中のひとつの役割として捉えることを目的としています。 企業として、個人として成長することの喜びを分かちあうことは、果たして、数字の世界だけなのでしょうか? 仕事の思考からいったん離れ、文芸作品に触れる…。 太宰治の著書について分かち合うこともあれば、今回のようにディズニー作品の鑑賞について、分かち合うこともあります。 仕事脳を解放し、スイッチを入れ替える。そして、いつもと違うアンテナで感じて、自分自身と向き合う。 いつも外側を見ることばかりが多いからこそ、こんな時間が必要ではないでしょうか? そして、そのアンテナから、ご自身のこと、ご家族のこと、仕事仲間のこと、ご友人のことを想うことでしょう。 ご自身の思考を解放して、ただただ感じ入ること。 すると、煮詰まっていた”なにか”が解け始め、新しいアイデアやご縁が掴めるかもしれません。 さて、今月のテーマである”アナと雪の女王”。 私も、つい先日鑑賞をしてまいりました。 個人的な感想ですが、”自分自身を内観、再認識すること”となった作品でした。 私がアナに対して感じたこと、エルザに対して感じたことで、自分の性格の傾向性が見えてきたり、 自分自身の抱えている問題が浮き彫りになってきたり、色々と感じ入ることができました。 とはいうものの、受け入れたくない自分の性格の傾向性や問題解決の糸口が見えたわけではありませんが、 社内で映画について分かち合いをさせて頂いたことで、また新たに見えたこともありました。 映画鑑賞から”気づき”を得て、”分かち合う”という行動を経て、また”気づき”を頂きました。 そこで気づきを得たことをまた行動する。 「人生とは、その繰り返しである。」「そこにどう向き合い、行動するのか?」 これは、「アナと雪の女王」の分かち合いから、教えてもらったことです。 分かち合いは、仲間がいてくれるからこそ、自分の予想だにしていなかった”気づき”を与えてくださいます。 仕事もプライベートも、人生の一部です。 またその人生のうえで、一番大切なことが、人と人とのつながり”ご縁”です。 ぜひ、皆さまも何かの”物語”をテーマに、社内で”気づき”の共有をしてみてはいかがでしょうか? きっと大切な”ギフト”が、あなたのもとに届くはずです。