人生は自分がリーダーであったことを思い出す旅。-for finding leadership-
数年前のぼくを知っている人が、リーダーを集めて勉強会を開催するというと驚かれる方が多いと思います。
自分自身、このような事をするとは、まったく思っておりませんでした。なぜなら、当時の自分とは、今のぼくと対極にいる人間だったからです。
バブル崩壊後、年商50億円、家賃収入３億円あった父の会社は、資産を徐々に処分しはじめます。ここで、あって当たり前のものが無くなるということの恐れを知ることになります。その後、ぼくは、独立し、「失ったものをもう一度、取り戻す。」今思えば、どこか、何かにリベンジするような気持ちでビジネスに取り組んできました。売り上げをあげること、会社を大きくし、自分が世間に認められることを一心に頑張ってきました。ようやく、会社の業績が安定を始めた頃、リーマンショックが起こり、またもや、築いてきた資産を失うこととなります。リストラをしながら、数年かけて、一発逆転で頑張って来たプロジェクトも今度は、東日本大震災が起こったことで、すべて白紙。度重なる大きな喪失感。
「ぼくが取り戻したかった失ったものとは何だったのか？」 それは、家賃収入でも資産でもなく、心の豊かさでした。今、ぼくはとても自由です。自由になって自分を見つめるとやりたいことが見えてきました。不動産管理やシェアオフィス事業に参画、企業コンサルティングも始めたことで業績も回復し、ほんとうの豊かさとは心の豊かさであることを発信し続けています。 「ぼくは何のために生きているのだろうか？」
あるとき、気づきました。ぼくは、人生を楽しむために生きている。今まで「人にどう思われるか？」「自分の想像の中の他人の評価」で、自分の人生を生き、移りゆく世の中、変わるものに目を奪われ、心をあわせ、随分、疲弊してきました。
でも今は違います。自分への信頼感が行動の源です。人生の出来事はすべて自分の気づきのために起こること。体験と経験をするために生まれてきたということ。他の誰でもない自分にしか出来ないことをすること。湧き上がる気持ちに正直に行動を起こす時、自分自身の魅力が発露すること。
自分が存在の責任をとるというのはどういうことか？それは、自分が自分のリーダーであったことを思い出すこと。
この意識になった時、人は本当の幸せを感じることができる。そして、周りに希望を配る人が増えれば世の中がもっと良くなる。そんな思いでNOVEL ACADEMYを立ち上げる事となりました。
ＮＯＶＥＬには斬新な～上質な～の意味と同時に小説の意味もあります。誰もが知る世界の名著と云われる本を課題に作者との対話の中からリーダーシップに気付き、それを更に行動に移し、行動からの気付きまでを発表して頂く少人数制の実践型プログラムです。また、サブタイトルに付けたFinding leadershipの意味とは、大切なものは遠くに発見しに行くものでなく、近くにある。自分の内側で見つけるものである。そんな思いからつけております。学ぶでなく、気づく、そして持っている物を思い出していくそんな時間を創って参ります。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
株式会社ノヴェル 代表取締役 小原秀紀
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【第二期】NOVEL ACADEMY
１０月９日（木）～スタート 赤坂パレスビル１階会議室にて
※毎月第２木曜日 18：00～20：30 （全６回） 55,000円（税別）
本ACADEMYでは、読書を通じて作者との対話のみならず、感じ方の違う参加者同士の対話を行います。
人はそれぞれ、見方、感じ方が違います。物事がうまく進まない理由の一つに、相手の事が、受け入れられなかったり、よくわからないことが挙げられます。他の参加者の意見を通して、自分自身を内観することで新たな自分を発見したり、また、感じ方をシェア（共有）することで、ご自身の心の器が大きく広がることを実感いただけます。
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このプログラムを通して、どんなことを実践していくのか？【第一
