「不動産の仕事」出版記念イベント(大阪)、ご来場の皆さま、誠にありがとうございました。
2016年4月15日(金)に、「不動産の仕事」出版記念イベント(大阪)が開催されました。当日は、約50名の方にご参加頂きました。 今回、イベントにお越しいただけなかった方に、当日の様子をお知らせするとともに、お越しいただいた方へ感謝の気持ちで、当日のイベントの様子ををお届けしてまいりたいと思います。 -タイムテーブル‐ 18:30 開場 19:00 著者より「不動産の仕事」講演 20:00 休憩 20:10 ゲストを交えたトークライブ 「仕事のあり方」とは? 21:00 終了 まずは、小原秀紀より、著書「不動産の仕事」の講演です。 「不動産の仕事 ‐あり方が変われば、すべては解決する-」というタイトルで、はじまりました。 おかげさまで、3月9日発売以降、不動産関連一般書籍部門の1位を獲得させて頂いております。不動産従事者のみならず、そのご家族や他業界の方々からもご評価を頂いております。 「不動産の仕事」というタイトルにもかかわらず、なぜ業界以外の方々にも伝わっているのか? そ れは、「不動産の仕事」をやり方ではなく、「あり方」で説いているからです。仕事のあり方は、どの業界においても同じではないでしょうか?では、その「あり方」とは何なのか?を当イベントにて講演をさせて頂きました。7つの項目に分けた、やり方ではなく「あり方」の中身。そして、あり方を見つめる為の 「MOY理論」をお伝えしました。 著者小原秀紀は、仕事を通して、ほんとうに最高の自分とつながり、自分との約束を果たしてほしいと願っ ています。それは、ご自身の「価値観の枠組み」を外して、受け入れることから始まります。そのために、必要なことは「自己を見つめ、学び続けること」です。学び続けるためには、やはり「場」が必要です。ノヴェルでは、不動産事業と並行して、自己のリーダーシップをみつける「NOVEL Academy」を主催しています。不動産と教育、一見すると、まったく別のことのようですが、その融合が、今回の発売著書「不動産の仕事」の内容です。 >>>講演会を随時承っておりますので、株式会社ノヴェル(0120-23-5011)まで、ぜひお問い合わせくださいませ。 休憩をはさんで、第2部。第2部では、著者小原の仕事の原点である「アーバンライフ住宅販売株式会社」から髙津謙吉社長をはじめとする、スタッフの皆さまとトークセッションを行いました。 小原が新卒で入社した会社が、アーバンライフ株式会社。当時、父が経営する神戸の不動産会社の跡取りとして、武者修行に出たことが始まりです。書籍内のエピソードは、小原がこれまで出会ってきた業界の先輩経営者から学んだ「仕事の指針」を、アレンジしてまとめています。その「仕事に対する心構え」の多くが、このアーバンライフグループで教わったことです。 アーバンライフグループに在籍していたのは、わずか3年。しかし、修業を終え、家業である不動産会社での役員時代、独立、現在まで、いつも小原のスピリッツの源は、「アーバンライフ」だったと云います。 今回の大阪公演にあたり、仕事の「あり方」をお伝えするうえで、欠かすことができなかった、このトークセッション。 快く引き受けてくださった、髙津社長、宇野部長、小條チーフマネージャー、心より感謝申し上げます。 著者小原の最も尊敬する経営者のひとり、アーバンライフ住宅販売株式会社 代表取締役 髙津謙吉社長。 創業当時からのアーバンライフスピリッツ、「常に紳士であれ」「お客様のことを第一に考える」「地域でのアーバンファンを増やしていく」ことを大切に、地道な努力とお客様への極め細やかな心遣いで、スタッフから熱く信頼される、会社経営者です。 小原在籍時に、2年後輩として入社したのが、ソリューション営業部 部長 宇野 友康さんです。 出会った頃からとても純粋で、本当に心がキレイな青年。今もその純粋さは変わりません。 PMグループの法人研修で出会ったのが、本社営業グループ チーフマネージャーの小條美由紀さんです。 女性の不動産営業マンとして、さまざまな葛藤のなか、地道に不動産の仕事を続ける彼女の意思の強さはすばらしいです。 大阪公演では、こんな質問からトークセッションが始まりました。 「なぜ、あなたはアーバンライフに入社しましたか?」 小條美由紀さん 大学卒業後、「高価なものを売りたい!」との想いから、不動産会社への就職を決めました。父が不動産業を営んでいた関係で、不動産会社に入社するなら「アーバンライフ」とお薦めもあり、同社に入社することとなりました。男性社会の不動産業界。女性の営業マンが少なく、泣きながら訪問をする日々で、とても辛かったです。まずは「3年」と言い聞かせながら、日々働いていたことを思い出します。 宇野友康さん 就職も決まらず、いつものように麻雀をしていたある日。メンバーが3人になってしまったことがありました。そこへ急遽参戦することとなった、友達のお父さん。ひとしきりゲームが終了すると、なぜかお父さんの働く会社の事務所に行くことになりました。30分ほどの時間のなかで、「仕事はどうするんや」「サラリーマンとはなんや」という、面接かと思うような話に。その中で、私の心に響いた言葉がありました。それから、勤続27年。今に至ります。「うちの会社は、不動産の王道をいく会社や!」 髙津謙吉社長 わたしは中途採用で入社をしました。家業を継ぐはずが、まさかの倒産。「これからどうしよう?」と思っていたところ、当時の創業者の「うちは、王道で行きたい」という言葉で入社を決めました。 人を支配していく「覇道」に対し、民意に背かない「王道」。小原自身のあり方にも「王道」というスピリッツが刻まれています。 「不動産業界で働くなかで、大切にしていることは何ですか?」 小條美由紀さん 「あなたじゃないと、イヤなんです」と言われる不動産営業マンになることをモットーに、仕事を続けてきました。 お客様からこの言葉を頂くと、「この仕事をやっていてよかった」と心から思います。 宇野友康さん 「リピーターが増えれば、楽ができる!」入社後1、2年は、そんなことを思っていました。将来的に楽をするためにお客様に媚びた営業をすることもありました。しかし、そんな時ほど結果はうまくいきません。目の前のお客様に対して、本気で誠実に向き合い、それがお客様に伝わり、コミュニケーションがとれた時は、仕事がうまくいきます。昔分からなかったことが、27年経つと、色々と見えるようになります。 髙津謙吉社長 アーバンライフで働いたことで、きっと普通のサラリーマンでは出逢えなかった人たちに出逢うことができました。 「お客さんを好きになった分だけ返ってくる」本当にそう思います。 「不動産の仕事」の67頁に「お客様からたくさんの紹介を受ける営業マン」についての章があります。 「不動産の仕事で、大切にしていることは何ですか?」「お客様を好きになること」 この章で登場する「尊敬する先輩」こそ、まさに髙津社長なのです。 20年前にこの質問をしたときに返ってきた答えは、現在まで、小原のマインドの下支えになっています。そして、20数年ぶりにまた同じ質問をしたら、同じ解答が返ってきました。とても嬉しかったと小原は云いました。アーバンライフに、「ほんもの」のあり方を学ばせてもらいました。日々の積み重ねは「美しさ」に変わります。マインドの下支えとは「行動」。これこそが、真のリーダーシップです。 トークセッションを通して、小原自身の仕事の「あり方」の原点を振り返る、関西凱旋公演。 感慨深い時間となりました。 最後の質問は、「今後の仕事の展望」です。 小條美由紀さん 「プライドを持って、仕事をする!」 これは、決して驕り高ぶるということではなく、お客様のベストを追及していきます。私は、1度アーバンライフを辞めたことがあります。私を引き抜いてくれた会社に転職しましたが、営利主義で儲けに固守する会社の方向性に疑問を感じ、2年でその会社を去ることになります。その時、「もう不動産業界は辞めよう」と思っていましたが、髙津社長から「戻ったらどう?」と言って頂いた御恩は、ずっと私の心に残っています。一度会社を去ったにも関わらず、あたたかい手を差し伸べてくれた会社を盛り上げていきたいと思います。 宇野友康さん お客様に「どれだけ素直に接することができるか?」「どれだけ可愛がってもらえるか?」 アーバンライフの基本理念に「夢・暮らし・愛」があります。人の暮らしにかかわるということは、緊張感のある仕事でもあります。しかし、目標を達成できれば、「あなたが担当で、よかった」と言って頂ける。その瞬間が本当に楽しく、嬉しいです。 髙津謙吉社長 創業者が作った「アーバンライフ」というブランドを次にどう繋いでいくか? これが現在のわたしがやるべきことです。 愛社精神をもってるか否かで、会社はまったく変わります。 景気が変動して、不動産業界もまた変化を余儀なくされるでしょう。バブル崩壊、リーマンショックなど、この業界は今までたくさんの失敗をしてきました。でも、もう同じ失敗はしません。 残る会社は、「絆」のある会社です。 不動産業は、特に「人の感情」を扱う仕事です。だからこそ、「なんのために、それをするのか?」という理念があるか、ないか。どっしりとした軸をもつことが必要であると思います。改めて、アーバンライフ住宅販売株式会社は、本当に素晴らしい会社です。 チームの絆を深めるためには、まず自分の価値観の枠組みを外し、相手を受け入れることからはじまります。 NOVEL Academyは、その鍛錬の場でもあります。講演会、NOVEL Academy(大阪校)、法人研修なんでもやります。 業界のために、社会のために、そして自分自身のために、ぜひ、共に学び続けてまいりましょう。 【お問い合わせ】 NOVEL Academy事務局 0120-23-5011 info@novelasset.co.jp Facebookページはこちら>>>