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『氣』

2021.07.13 | コラム

おかげさまです。

不動産コンサルタント蔭山達也です。


オーナーのための不動産チャンネルを
ご覧いただき、ありがとうございます。


前回、
ビルメンテナンスサービスに
ついてお届けしました。


今回も少しリンクするのですが、
先日、当社が管理しているビルに
申し込みをいただき、契約をした
テナントが言った一言が気になり、
お話させていただきます。


ビルを管理していると様々な業種の方から
問い合わせや申し込みをいただきます。


そのなかで、業種で選別することは
ないのですが、審査しづらいのが
同業者なんです。


不動産会社ですね。

正直、同業者で、匂う人は匂うのです。

調子が良いことだけ言って、
大切なポイントをはぐらかす人も
多い業界です。


そんななか、
先日、内覧後に申し込みいただいたのが、
不動産会社だったのですが、立会いして
代表者にお会いして話をしたところ、
この人は大丈夫だと思いました。


実績というよりも、
ビジネスにおけるスタンス・人となり・そして
目に見えないものも大切にされている姿勢を
感じられたからです。


申し込みいただいたビルは、
不思議かもしれませんが、
気が満ちているとか、
気が良いとかの表現をされる
テナントが多いのです。


10年以上継続しているテナントが
多かったり、ビル内での拡大や縮小の
移転はしても、ビルを離れるテナントが
少ないのです。


そういったビルがいくつかあるのですが、
どのビルも、
築年数では40年以上経過していて、
最新の設備を入れているわけでは
ありません。


しかし、定着率がやたらと高いのです。


それらのビルには2つの共通点があります。


それは何か・・・


オーナーの、
共用部分への意識と清掃に対する意識です。


◇共用部分への意識


例えば、次のようなことです。


エントランスに美しい花を常時飾っている。


以前にもこの話はしたことがあります。


これには後日談があって、
エントランスに飾ってある花を見て、
毎日の仕事のなかで安らぎになっていると、
ビルのテナントから、オーナー宛に手紙が
届きました。


ビルに来る楽しみの一つだと。


或いは、共用部のデッドスペースに、
テナント用の貸会議室を作ったビルも
あります。


外部に貸しても需要はあるのですが、
あくまでテナント用として提供されて
います。


この貸会議室があるから、移転しない、
というテナントも多いです。


◇清掃への意識


ビルの場合、出入りが多いため、
平日は毎日というところが多いです。


しかし、
土日も清掃を実施していると、
美観はさらに保たれます。


常に綺麗なビルであり続ける
というオーナーの意識は非常に大切です。


リーシングの際にも、
内覧者から聞かれることで多い項目の
一つは清掃の頻度です。


テナントからすると、
自分たちが使うという視点も
ありますが、それ以上に、
大切なお客様に来社いただくことが
根底にあるからです。


さて、この二つを意識して、
且つ実践しているビルに共通するのが、
テナントからの、気が良いビルである、
という言葉です。


目に見えないものですが、
だからこそ、他のビルとの差別化に
なります。


そういったことに
気づく感受性豊かな人が
多くなってきている時代なのです。


その点を意識して取り組めば、
必ず空室問題は解決できるし、
いらぬ解約は防げます。


いらぬとは、
明確な移転理由はないものの、
フリーレントも付くから
何となく移転を決断する解約です。


ここで大切なのは、
オーナーが意識して取り組む
ということです。

清掃を単に増やすのではなく、
その先にあるもの、
なぜそれをするのか、
そこまで意識して取り組むことが
ポイントです。


以上となります。


最後までご視聴いただき、
ありがとうございました。


ぜひ、チャンネル登録も
よろしくお願いします。


また、不動産に関するご相談は
お問い合わせからお願いいたします。


おかげさまです。蔭山達也でした。