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建物の〇〇を変えるべし!!

2020.08.21 | コラム

おかげさまです。蔭山です。

オーナーのための不動産チャンネルをご覧いただき、ありがとうございます。


今回は、建物名についてお話をさせていただきます。


以前では当たり前のようについていた「○○荘」「○○ハイツ」「○○コーポ」というアパートや、オーナーの名前を表記した「○○ビル」「○○マンション」などはあまり見なくなり、代わりに、メゾン○○、○○ハイム、などの名称が増えてきました。


分譲マンションなどは、マンション名=ブランドになっていますよね。


例えば、「プラウドシリーズ」のマンションで有名な野村不動産ですが、40年前は「コープ野村」というシリーズでした。


そういった点で、建物名というのは、時代とともに変化していきます。


イメージに直結しますから、マンションやアパートの場合だと、入居率に影響をしてくるため、ときには建物名称を変更する、という判断は必要になります。


かと言って、横に倣って、メゾン○○では埋もれやすくなります。


私が以前に行った名称変更は、次のようにしました。


・庭に植栽が多く緑が特徴


・アドレスの良い住宅街にある


という二点から、グリーンガーデン○○という建物名に変更したところ、それだけの理由ではないかもしれませんが、空室だった部屋は1ヶ月で改善しました。


ポイントは、清潔感があり、且つ明るいイメージで、建物名と実際の物件の調和が取れているかどうかです。

建物名と物件にギャップが大きければ、逆効果にもなりかねませんので、注意は必要です。


では、建物名は途中から変更ができるのか、という点ですが、可能です。


役所、郵便局、電力会社や水道局へ確認をして、建物名まで登録されている場合は、変更手続きの方法の確認を行います。


それらを確認したうえで、実際に手続きする前に、猶予をもって、現在入居している人に通知をしなければならなりません。


マンションやアパートの名前が変更ということは、住民票や運転免許証に建物名も一緒に登録している方からすると、手続きが増えて手間になってしまいます。


そのため、十分な期間を設けず、突然建物名の変更を通知してしまうと、入居者の不満となって返ってきます。


最低でも1ヶ月以上前の通知は必要です。


また、新しい名称の横に「旧名称 ○○マンション」としてしばらく期間は残しておくのも親切かと思います。


一方で、ビルの場合は、手続きは同じですが、通知期間は長めにしておくほうがよいです。


入居者が事務所、店舗ですから、ビル名まで含めた住所で、名刺やホームページなどは作成されているケースが多く、建物名称を変更する場合、営業に関係してくるからです。


名刺やホームページなど修正にかかる費用は、オーナー側で負担してください、ということも想定したうえで、変更を判断することをお勧めします。


本日は以上となります。最後までご視聴いただき、ありがとうございました。

よろしければチャンネル登録もよろしくお願いします。

おかげさまです。蔭山でした。